ひばりこども園は昭和58年4月に、地域の皆様の強い要望があり設立されました。
当時は見渡す限りの田園風景が広がる中、隣には神社があり散歩で少し歩くと民家の横を流れる小さな川では、ザリガニやタニシがたくさん生息し、また鯉も放流されており、穏やかで心がゆったりする場所がありました。しかし新興住宅地として開発が進みアパート、マンションが立ち並び、同時に核家族化、少子化、母親の就労機会が増加し社会情勢の変化が著しいものがありました。
このように子どもたちを取り巻く環境も大きく変化し、今一度乳幼児期の心の育ちについて見直しが問われています。
ひばりこども園では子どもたちがもって生まれた素晴らしい可能性、一人ひとりの個性を輝かせるために、たくさんの経験、体験を通して自分なりに見て、感じて、考えて子どもたちが自ら「やりたい」という気持ちを大切にしています。
そして子どもたちには「環境」がとても大切です。毎日の遊びを通してみんなと仲よく遊べる環境、異年齢児との交流による思いやりの心の育ち、自然との出会い、地域の方とのかかわりと通して心の育む保育を行っています。
社会制度の見直しが行われ、「子どもの最善の利益」が実現される社会を目指すとの考えを基本に、平成27年度から「子ども・子育て新制度」が開始されることになりました。 すべての子ども、子育て支援を社会全体で支援することは素晴らしいことだと思います。その中で私どもこども園は今の子どもたちに何が一番必要なのか、地域のニーズは何なのかを考え、自己肯定感のもてる子ども、そして地域の子どもの育ちとお母さん・お父さんの子育てを支えるこども園として地域に根付いたこども園を目指していきます。
子どもたち一人ひとりの思いにしっかり耳を傾け、寄り添い、時に見守りながら子どもたちが自ら伸びようとする力を育めるよう努めてまいります。
園生活の中で遊びを通して学び合いながら共に成長していきたいと思います。
子どもたちに行事食(四季)やクッキング(体験)を通して和食の美味しさ、良さをみんなと楽しく感じとってもらえたらと思っています。
食材にも地元の方の協力を得ながら安全なものを、アレルギー、衛生面におきましても調理員が確認し、毎日を健やかに成長できるよう努めてまいります。
園児の健康管理や相談はもちろんの事、年に数回子育て支援において、地域の方の相談にも参加しています。子どもたちの笑顔をパワーにして保健面で色々サポートできる様努めてまいります。
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